【仕事or結婚の二者択一はおかしい】【地元が面倒なら”匿名性”を手に入れたら良い】“大人になり損ねた人々”から支持を得て、SNSフォロワーは6万人超!大人気ライター嘉島唯(かしま・ゆい)
noteのフォロワー5万人超!社会の波にうまく乗れなかった人々が支持!!”人生をこじらせた人たち”から人気を博すライター 嘉島唯
今noteのフォロワーが5万人を超え、“こじらせ人間”から人気のライター嘉島唯。
結婚、育児、キャリアアップなど社会の波にうまく乗り切れなかった人たちを描いた嘉島さんのエッセイは、“大人になり損ねた人々”から人気を博し、2024年2月にはデビュー作が発売された。
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大人になり損ねた人たちへの提案①
「キャリアか?結婚か?二者択一しなきゃダメ」という風潮は、おかしい!
「結婚か独身」「仕事か生活」のような二者択一を迫られるが、そもそも「どちらかを選んだら、どちらかを捨てなければいけないという風潮はおかしい」と嘉島さんは言う。
「仕事のためなら、生活は捨てなくてはいけない」という価値観がまだまだ根強い…。
たしかに、生活サイクルの中に「家」を入れると外の世界に使える時間は減る。しかし「家」という守られた居場所の外で邁進することは不可能ではないと嘉島さんは提案。
大人になり損ねた人たちへの提案②
実は”地元”って温かくない…。
地縁が面倒なら、地元を離れ、”匿名性”を手に入れたら良い
幼少期に母を病で亡くした際、ご近所から向けられる「あの家のお子さん」という視線が心地よくなかったという嘉島さん。その後、中学受験し地元を離れたら、人間関係がリセットされる感じがしてワクワクしたという。
このことから、出自をベースに生まれる人間関係・地縁に面倒くささや生きづらさを感じたら、地縁と切り離れて、“匿名性”を手に入れたら良いと提案する。
大人になり損ねた人たちへの提案③
”世間の正解”に合わせてない? それより自分が納得する人生を考え直そう
30歳前後になると“あの子”も、仲良しだった“アイツ”も結婚したり、育児を始める。仕事面でも転職しキャリアアップに成功してマネージャー職に就いたり、年収が増える人も…。すると、周りと比較して焦り、マッチングアプリや転職エージェントのサイトに登録する人が多い。
そんな人々に「それってあなたのやりたいこと?」と問いたいという嘉島さん。“世間の正解”や“周りからのプレッシャー”を気にして、「結婚や転職などをしなければ」という強迫観念に駆られているだけではないだろうか?そこで、「自分が本当に納得する人生とは何かを考え直そう」と嘉島さんは提案する。
2024年2月、社会の波に乗り切れない人たちへ贈る短篇集を発売したライター
嘉島唯(かしま・ゆい)
デビュー作『つまらない夜に取り残されそうで』が、2024年2月22日に発売。結婚、育児、キャリアアップなど社会の波にうまく乗り切れない人々へ贈る短篇集。
短篇集発売にあたり、嘉島さんは「SNSや実社会で“手に入れられている側”を見ると、劣等感が芽生えることもありますが、何も手に入れられていないのは、自分だけじゃないんだなぁと思っていただけると嬉しいです」と話す。