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新素材 廃棄コーヒー豆からできた「コーヒーレザー」の新たに期待される抗菌効果と消臭効果を製品に活用【ステータシー株式会社】

レザー雑貨ブランドのステータシー株式会社が開発に成功した「コーヒーレザー」。
廃棄コーヒー豆最大 30%を原料に含んだ高品質かつ国産のヴィーガンレザーとして注目を浴びる
中、高い消臭効果・及び抗菌効果の機能性が認められました。
専門の研究機関による調査結果によると、体臭の原因となる臭気成分(アンモニアなど)の減少が
認められ、さらに抗菌に関しても効果があることを示す数値結果が出ました。
今後は機能性のあるサステナブル素材として、多くの製品への有効活用を目指します。

特許出願中のコーヒーレザーは廃棄予定の
コーヒー豆その物を使ったサステナブルな新素材

廃棄予定のコーヒー豆を最大30%含んだサステナブル新素材のコーヒーレザー。
身近な食材の有効活用という特徴を活かし、今後、消費者の食品ロス削減を意識づけるきっかけになるのでは、と期待されています。
(現在、国内及び国際特許出願中)また、この技術の応用では、抽出後のコーヒー残渣(コーヒーカス)も同等に合成皮革へと改質できる見通しです。

体臭や加齢臭の原因となる成分が減少することが判明
消臭・抗菌の高い機能性に期待

今回、ヴィーガンレザーの開発に際しコーヒーそのものが持つ『消臭及び抗菌』の機能性に着目しました。専門の研究機関による検査によ
ると、体臭(汗や足の臭いなど)や加齢臭の原因と言われているアンモニア、酢酸、イソ吉草酸の臭気成分の減少が認められました。
アンモニアはタバコにも含まれており、様々な『気になる臭い悩み』を解決する効果が期待される結果となりました。

抗菌に関しても、同じく専門の機関の調査の結果から『抗菌の効果が認められる』とされる数値結
果が確認できました。
これらの効果結果により。アパレル製品はもちろん、車のシートや住宅の壁紙など様々な住空間で
の利用が期待されています。

2月15日~17日に開催されるSOZSAI展にて
素材及びサンプルアイテムの展示発表

滋賀県経営革新事業の承認事業に認定されている当開発素材は、現在は約 100 メートルの長尺製作を終えており、現在は品質チェックの段階に進んでいます。2月15日より東京ビックサイトにて開催される「SOZAI 展 in Gift Show」ではコーヒーレザーを初公開いたします。日本の技術の集大成をぜひ体感ください。

【SOZAI 展 in Gift Show 詳細】
日程:2/15(水)−17(金)
場所:東京ビックサイト 東 4-50-04

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