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農家インフルエンサーが被災したリンゴ農家を救いたいと募⾦サイトを⽴ち上げ約125万円の義援⾦が集まる さらに東京の菓⼦職⼈も加わりコラボ商品を開発

⾃然を相⼿にする農業。⾃分の⼒でコントロールできない部分も多く、8⽉には記録的⼤⾬により⻘森県⼀帯の農家が被害を受けました。
そんな中、農家インフルエンサーとして活動する私・農家のKT(ケーティー)(愛知県半⽥市)の元にも、⻘森県弘前市でリンゴ農家を営んでいる農家さんからメッセージが届き、この度、署名・義援⾦を募るWebサイトを⽴ち上げました。
(サイトURL⇒ https://voice.charity/events/425)
被害状況を伝えた動画はSNSで247万回再⽣を記録し、1,306名の⽅からの署名、約120万円の義援⾦が集まり、10⽉3⽇(⽉)13:00に⻘森県弘前市役所にて義援⾦と署名の贈呈式を⾏う予定です。さらに、SNSを⾒た東京のパティシエさんから「りんご農家の復興に協⼒したい」と連絡を頂き、⻘森県のりんごを使った「りんごのタルトタタン」の商品開発をすることになりました。こちらを⽀援者へのリターン品としたクラウドファンディングも始まり、⽀援の輪が広がっています。

復興を⽬指して愛知の
⽶農家✖⻘森のりんご農家✖東京のパティシエがコラボ商品開発!

8⽉31⽇、SNSを通じて被害の状況を伝えてくれた⻘森県弘前市のりんご農家・中⽥洋輔さん(写真中央)の元へ伺いました。被害は想像以上に⼤きく、同じ農家として他⼈事とは思えませんでした。
(洪⽔により川のようになっているリンゴ畑 https://youtu.be/p7b9SKyCoU4)
⽔没した畑のりんごは川の泥⽔に含まれている⼟壌菌によって既に腐⾷が始まっていて、とても市場に出せるものではありません。毎年台⾵などの天候被害により収量は変化しますが、これほど被害が出たのは初めてとのこと。⽔没した畑では果実だけでなく⽊の樹勢にも影響を及ぼすため、来年りんごの花が咲くかどうかも⼼配だということです。
そこで、クラウドファンディングの⽴ち上げをサポートし、そのリターン品として、⼤⾬洪⽔被害を免れた貴重なりんごを使⽤したタルトタタンを東京のパティシエと共同開発することになりました。タルトタタンの⽣地には、私「農家のKT」 が作ったお⽶の⽶粉を使⽤します。これらの材料を元⼿に調理するのはパティスリーカフェ「ヴィヴァン」のシェフパティシエ「⼩倉優太」さん(写真右)です。現在、試作が進んでいます。
クラウドファンディングページはこちら▶https://camp-fire.jp/projects/619356/backers/guests/new

りんご農家⽀援発起⼈の”農家のKT”こと近藤匠プロフィール

知県半⽥市出⾝・在住の30歳若⼿⽶農家。祖⽗が農家だったため、幼いころから稲刈りの⼿伝いをするなどして農業を⾝近に感じてきた。祖⽗が亡くなる直前に「あとは頼んだ」と呟いたことをきっかけに、将来は農業に携わろうと決意。⼤学卒業後は農業機械メーカーに就職して経験を積み、約10年前に先に就農していた兄の背中を追う形で、2019年3⽉から稲作を中⼼とした農業を⾏う。就農してすぐに、農家の⾼齢化や後継者不⾜に加え、新型コロナウイルスの影響を受けて衰退し⾃信を失っている農家たちの姿を⽬の当たりにしたことにショックを受ける。
農業の厳しい⾯だけを次の世代に伝えていくのは農業界の未来を潰してしまうと感じ、若い世代の⾝近にあるSNSでの農業の魅⼒についての発信を始める。最近は、⾃⾝の農家に関する発信にとどまらず、農業の枠組みを超えた事業を⾏う農家や、異常気象によって困窮している農家について積極的に発信している。
2022年8⽉現在は、Instagramで約3万⼈、TikTokで約2万⼈のフォロワーを獲得するなど、現役の“農家インフルエンサー”として注⽬を集める。


◆公式ホームページ ⇒ https://naorice.com
◆Instagramアカウント:nao_rice_(https://www.instagram.com/nao_rice_/)
◆TikTokアカウント :nouka_no_kt(https://www.tiktok.com/@nouka_no_kt)

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