• HOME
  • 記事
  • ビジネス
  • V字回復への道:わずか5年、3つの改革で会社の売上を劇的に向上!ドライバー不足の問題を独自の施策で解決したタクシー業界の救世主 横浜交通タクシーグループ 代表取締役 小椋 健生(おぐら・たけお)

V字回復への道:わずか5年、3つの改革で会社の売上を劇的に向上!ドライバー不足の問題を独自の施策で解決したタクシー業界の救世主 横浜交通タクシーグループ 代表取締役 小椋 健生(おぐら・たけお)

【この10年でタクシー会社の14%が従業員半減…】国内のタクシー・ハイヤー事業者2428社のうち約70%で従業員が減少

国内でタクシーやハイヤー事業を展開する事業者のうち、この10年でドライバーなどの従業員が半数以下に減少した会社が14・5%に達していたことが分かった。(帝国データバンク調査)
調査は2023年10月に国内のタクシー・ハイヤー事業者2428社を対象に実施し、このうち10年前の平成25年より従業員が減ったのは1691社(69・7%)。さらに、減少率が5割以上だった事業者は352社に上った。

【わずか5年で横須賀のタクシーグループ15社で一番の売上を記録】社員の働きやすさが利用者への最高のおもてなしと繋がると提唱する小椋氏

大学卒業後、相澤証券に入社。9年弱勤務して、証券業界の厳しい環境にもまれる。
その時に、お金に振り回される人生よりも、人と向き合い、正当にお金を稼ぐようになりたいと強く思い、建設会社を経てから、株式会社富士タクシーに運行管理者として勤務。

その後、会社が成長すると乗務員の高齢化と、今までの価値観では会社が成長できないと実感。乗務員が高齢化で激減していく中、タクシー需要予測システムの導入や、企業内託児所の併設で乗務員を増やすことに成功
その結果、5年前まで横須賀のタクシーグループ15社で13番目の売上だったが、今年は全体で1番の売上を記録した。


【売上をV字回復させた改革その①:誰でも稼げるシステムを構築】

乗客がいる場所を予想する独自の需要予測システム「ベスト・ワン・ウェイ」

過去の乗車データをもとにAIが需要を予測してくれる「ベスト・ワン・ウェイ」
このシステムでは、ナビが乗客の場所を予測して指示するため、ドライバーはナビ通りに運転するのみ。神奈川県内で唯一導入しており、未経験者でも、安心して効率よく仕事に取り組める。
ドライバー未経験、入社1年目でも年収700万円以上の収入を得る人もいる。


【売上をV字回復させた改革その②:女性が働きやすい環境づくり】

保育料無料の企業主導型保育園「オリーブ保育園」を設置

「社会で活躍する女性が増えてほしいが、働きたいのに預ける場所がないという声を聞き、まずは安心して預けられる場所が必要だ」と考えた小椋氏。
そこで、2017年から社内に保育園を設置している。従業員は保育料が無料給食やオムツも園で用意してくれる働く母親に手ぶらで出社してほしいとの思いから「手ぶらDE保育」をコンセプトとしている
その結果、子どもを預けてタクシードライバーとして働く女性は年々増加している。


【売上をV字回復させた改革その③:ドライバーの教育と健康管理】

1か月半のドライバー教育をするので、安心して路上に出ることができる!休暇もしっかり取るように「ワークライフバランス」の推進にも注力



横浜交通では、1か月半みっちり教育してから路上に出る。尚且つ、二種免許取得費用は会社負担で教習中、教育中も給料を全額支給する。
また、有給休暇も積極的に取得してもらい、長時間労働の過労による事故も未然に防いでいる



【企業お問い合わせ先:横浜交通タクシーグループ】
電話:045-753-7623 
HP:https://yokohama-kotsu.co.jp/recruit_driver/ 

関連記事一覧